かつて人は素足で生活をしていました。足に衣をまとうようになったのは 遠い昔のことではありません。時代とともに生活様式も変わり今日の靴下があります。靴下に求める価値観は時代により変化しますが、主に、さまざまな 障害から足を護ること、その人の個性を表現することに変わりありません。

さて、いい靴下とはどういう靴下をいうのでしょうか。人の考え、好みはさまざまで、最終的には、はく人が評価を下すことになります。 靴下には、防寒や衝撃に対する機能性、おしゃれを楽しむデザイン性、素材や着用感にともなうはき心地などが求められます。いい靴下とは、それらの要件がバランス良く調和して、はく人の気持ちを満たすことができるもの、と言えるのではないでしょうか。

いいものは、素材づくりにはじまり製品化に至るまで、それぞれに関わる人 の熱い思いの積み重ねから生まれるものと考えます。 ささいなことにも安易に妥協しない。いいものを作るという熱い思いが、そのまま、ヤマヤものづくりのこだわりです。